InCASTチェコのオープニングを飾る、シバサキ マサミチとカタジナ・ドンダルスカ本人より素晴らしいコメントを頂きました!

InCASTチェコのオープニングを飾る、シバサキ マサミチとカタジナ・ドンダルスカ本人より素晴らしいコメントを頂きました!

InCAST '23 Openning Event

 

場所

チェコ、オストラバ大学 シティーキャンパス

日時

2023年8月2日

出演者

 2023 02 20

 

コメント
 Masamichi Shibasaki

”舞踏”は、西洋のクラシックバレエ等に対抗するカウンターカルチャーとして生まれた。 バレエは、空中への飛翔を志向する。 ”舞踏”は、大地への回帰を志向する。

バレエでは、伸びやかな身体が自由と開放の象徴になる。 ”舞踏”では、身体の縮みが本質を問いただす畏怖となる。

私にとって、”舞踏”は被差別者や虐げられた人々へのオマージュである。

Arek Marcinkowski教授は、InCast2023のオープニングプレゼンテーションのテーマとして、普遍的な西洋音楽と日本という地域特性に根差した”舞踏”との対立構造を設定した。 そこでは、Katarzyna Dondalska教授の高貴なソプラノとMichal Landowski氏の躍動的なpianoが、柴崎の”舞踏”と対峙し、新たな葛藤を生み出しつつ、異種文化の共振という成果につながる可能性を大いに秘めている。

 

Prof. Katarzyna Dondalska

アルカディウシュ・マルチンコフスキ教授とのビジュアル・プロジェクトでの素晴らしいコラボレーションの後、私たちは、何かこれまでにない新しいことをやりたいと思った。そしてその時、マルシンコフスキ教授から魅力的なアイデアが提案された。

それは音楽と視覚、そして舞踏を組み合わせるというものだった。私にとって、それは美しく、新しく、エキサイティングな挑戦であり、私の仕事のベースとなっているオペラ公演やシンフォニック・コンサートとはまったく異なるものだった。

私たちは、私たちの想像力に強いインパクトを与える新作や現代曲を含む、美しいプログラムを選んだ。それらは素晴らしい触媒として機能し、音楽、言葉、ビジョン、ダンスという私たちのワークをつなぎます。

After a wonderful collaboration on the visual project with Professor Arkadiusz Marcinkowski, we wanted to do something new, perhaps even something that had never been done before. And that's when the irresistible idea came from Professor Marcinkowski. It involved combining music with vision and Butoh dance. For me, it was a beautiful, new, and exciting challenge, completely different from opera performances or symphonic concerts that form the basis of my profession. We selected a beautiful program, including new and contemporary pieces that have a powerful impact on our imagination. They serve as a fantastic catalyst, building a connection between our professions of music, words, vision, and dance.

 

AIによるフェイク写真

熊本でも同時開催される logos@techne の内容が確定しました。

今回熊本の崇城大学芸術学部との親交が深い、アルカディウシュ・マルチンコウスキさんと、アンドレアス・グスコスさんによる二人展が熊本市のギャラリー武智にて開催されます。内容に関しては こちら からご確認ください。